引退後に書かれた高峰秀子の女優人生の思い出。(これを書いた時点では、人生のうちで女優でなかったのはほんの数年だけだったなんて!)
多忙だった子役時代の生活、母とのエピソード、戦争の時代の仕事、数々の映画人とのかかわり、スキャンダル。
のびのびとした明るい口調で書かれていはいるけれど、内容はきびしくはげしい。
これが昭和の女優の芯のつよさ、おくゆかしさというものなのだな、と思いました。
学校へゆかなくても人生の勉強はできる。私の周りには、善いもの、悪いもの、美しいもの、醜いもの、なにからなにまで揃っている。そのすべてが、今日から私の教科書だ(本文より)
学校をやめたときの彼女の胸のうち。まだ10代にして家族をしょってたつ。
四六判。346p


季節ごとに、テーマを決めて本を紹介していこうと思います。まだ準備中です。

オンラインの古本屋です。
まだ殺風景なデザインのところもありますが、引っ越してきたばかりの部屋にお気に入りの家具をそろえてゆくように、すこしずつ手を入れてゆこうと思っています。
なにげない日々の暮らしについてのことを瑞々しく書き記した本、
子どものために書かれた本、
などを中心に、
のんびりと本を楽しめるお店になれますように。
どうぞよろしくお願いします。
[古森熊書房] 書籍商:東京都公安委員会許可 第302160709326号 永田美和