ひとりぼっちの日本百名山

佐古清隆 集英社 1988年 初版

ひとりぼっちの日本百名山

約10年の間に日本百名山完登(うち88座は単独行)した著者による山行記。もうデータとして古いので、ガイドブックとしての価値があるかというとあまりない本ですが、なんだか味わいがあって好きな一冊。あまり単独行はすすめられたものではないし、著者も前書きで「うしろめたさを感じている」と述べている。私も一人で山歩きをするときにはそんな感じ。不安なく歩いているときには、計画変更も自由で、歩きながらとりとめもない考えごとをしたりできていいなと思う。

寝袋の中で目をつぶる。多分、平ガ岳を中心にして半径数キロの範囲に、人間はだれもいないのではないかと想像する。地球に間借りしている自分、を考える。

(本文より)

繰り返すようだけど、単独行はあんまりすすめられたものではない。でもやっぱり時々は「自然と自分」という組み合わせの中で独り居を楽しむ時間もいいのですよね。百名山とは言わずとも、近所の緑ゆたかな公園に”単独行”、水筒にコーヒーでもつめていけばそれも冒険だと思うのです。

210mm×148mm/254p

価格:
100円
状態:
並下。表紙全体的にヤケ。

クレモンティーヌのフランス案内〜サンジェルマン・デ・プレとコート・ダジュール〜

クレモンティーヌ 主婦と生活社 1996年 第一刷

クレモンティーヌのフランス案内〜サンジェルマン・デ・プレとコート・ダジュール〜

オリーブ少女のDIVAといえば、クレモンティーヌだったと思うのです。そのクレモンティーヌのフランスガイドブック。 いや、フランスガイドという名を冠した、クレモンティーヌ本。

蚤の市に行って、花屋さんやインテリアショップを眺め、建築物を見て歩き、公園を抜けたら、カフェでひとやすみ。 なんていう正統派オリーブ少女的フランスの過ごし方を紹介しています。 各ページのデザインが、ちょっとなつかしくおしゃれで、見ているだけで楽しい。 しかし、これが当時2000円したというのはちょっとびっくり。高すぎだったんではないか。

クレモンティーヌのママンの教えが耳に痛い。日本の女の子って歩き方がよくない子が多いよね。 なんてしたり顔で言うのはかんたん。まずは自分から胸をはって、姿勢よく颯爽と歩きたい。

大人になっても、いつも胸をはっていなさい。そのためには上等の靴を履きなさい、そして足を緊張させて歩きなさい、 どんなにきれいにお化粧して、いいドレスを着ても、歩き方が下手だと全てが台無しになってしまうわよ……

(本文より)

A5変形、144p

価格:
200円
状態:
並上。本文は全体的にヤケ。