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後半のはじまりは終戦から。自分の過去を「こんがらがった針金の玉のよう」と書き、それを否定するわけでも卑下するわけでもなく「自分という人間が生きた日々を、なんとかして『意義会った日々と思い、納得のいく歴史にしたい』」と、真っ向に組んで生きる女性。ただ美しい人なんていないのだな。美しくなるべくしてなっているのだと思います。このつよさ、凛とした姿勢が美しさになっているのだと。
「わたしの渡世日記」は高峰個人の日記にとどまらず、日本女性全体の渡世日記のような気がする。後半の地位名声が確立した時代に至っても決してそれに溺れていない。女優の虚名に閉口して反撥し反省し生活も質実できらびやかな事は大嫌いだ。そういう彼女の性格はこの一篇にあますところなく描かれている。正直といってこれほど正直な描写はない。(川口松太郎による帯より)
四六判、360p
引退後に書かれた高峰秀子の女優人生の思い出。(これを書いた時点では、人生のうちで女優でなかったのはほんの数年だけだったなんて!)
多忙だった子役時代の生活、母とのエピソード、戦争の時代の仕事、数々の映画人とのかかわり、スキャンダル。
のびのびとした明るい口調で書かれていはいるけれど、内容はきびしくはげしい。
これが昭和の女優の芯のつよさ、おくゆかしさというものなのだな、と思いました。
学校へゆかなくても人生の勉強はできる。私の周りには、善いもの、悪いもの、美しいもの、醜いもの、なにからなにまで揃っている。そのすべてが、今日から私の教科書だ(本文より)
学校をやめたときの彼女の胸のうち。まだ10代にして家族をしょってたつ。
四六判。346p
アウトレット商品です。単品でのご注文はお受けしておりません。ほかの本とご一緒にどうぞ。
はたらくこと、はたらかないこと、はたらいて得るお金のこと、はたらきかたのこと。そして生き方のこと。 第5章の宮台真司の「意味なき世界をどう生きるか」これはおもしろかった。
先日読んだ、村上龍の「希望の国のエクソダス」とあわせて、現代の希望がどこにあるのかとか、子どもたちに何を伝えていきたいのか(それはつまり、自分が何を大事にしているのか明確にすることだ) を考えているところ。私はどちらかというと「世界は無意味。でも人生はそこそこ楽しい」と考える派。 こんな腐った世のなか、と思うけれども、毎日ローズマリーに水をやり、コーヒーを入れて本を読むような日々が気に入っているのです。生まれたんだから生きていかなくちゃ と思うから。ここらへんのことは本編と関係ないのでそのうちに別で書けたらと思う。
A5版、246p


季節ごとに、テーマを決めて本を紹介していこうと思います。まだ準備中です。

オンラインの古本屋です。
まだ殺風景なデザインのところもありますが、引っ越してきたばかりの部屋にお気に入りの家具をそろえてゆくように、すこしずつ手を入れてゆこうと思っています。
なにげない日々の暮らしについてのことを瑞々しく書き記した本、
子どものために書かれた本、
などを中心に、
のんびりと本を楽しめるお店になれますように。
どうぞよろしくお願いします。
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